ふるさと納税対象外に設定されていた泉佐野市。
最高裁で、「除外は違法」という判断がされました!
政府側が負けるという珍しい事態となりましたね。
ちょっと聞くと、
「あの還元率がめちゃくちゃ高いふるさと納税が
帰ってくるのか!!」
と思ったのですが。
それは違うっぽいですね。
争点は
「過去の実績をもとに、新制度から除外した」
ということのようです。
過去、泉佐野市をはじめとして、
いくつもの自治体が高還元率の返礼品を用意していました。
2019年6月から
「返礼品は寄付額の3割以下」
という法律ができて、そのときに泉佐野市等は
ふるさと納税対象自治体から除外されました。
ここですね。
泉佐野市としてはたぶん、
3割以下という法律は守るつもりがある、
ということだったのでしょう。
しかし、それまでに政府の意向にしたがってこなかった。
だから除外されたということに不満があり、
今回の訴訟を起こしたっぽいですね。
なので、今回、泉佐野市が最高裁で勝訴を勝ち取った、
といっても、あの頃のようなものすごい返礼品が
用意されるわけではなさそうです。
●返礼品は寄付額の3割以下
●地場産品に限る
という法律を遵守して運用されていくのだと思います。
ちょっと期待はずれ(笑)な部分はありますが、
高還元率の返礼品は、ふるさと納税という制度さえ
破綻させる可能性があります。
だからこそ、ルールを守ってふるさと納税を活用する、
というのはすごく大事だと思います。
今、ふるさと納税対象から除外されている自治体は
これでまた取り組むようになりますね。
おもしろい返礼品が出ることに期待しましょう!
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