イギリスのEU離脱はやはり10月末は困難みたいです。
22日に採決が行われました。
採決の内容は2つ。
1つは先日、EUとの間で合意にいたった
離脱協定案が大筋で賛成となりました。
投票数は賛成329、反対299でした。
EU離脱について議会の合意が得られるというのは
ものすごい快挙ですね!
しかも、けっこう賛成が多かったです。
もう1つはこの協定案を3日以内に通過させる、
という採決です。
これはあまりに急過ぎるという意見が出て、
賛成308、反対322で否決されました。
通常は数週間の審議を経て決議にいたる内容。
10月末の離脱期限を守るためだけに、
これを数日で終わらせるというのはムリがあります。
結果として、10月末のEU離脱は
非常に厳しい状況となっています。
対してEU側は、
「採決の結果を考慮に入れるとともに、
次の道筋を示すようイギリスに期待する」
とツイッターに投稿。
どうも離脱期限延伸についての要望を
イギリス側から受け取っているみたいですね。
離脱期限延伸には
加盟国すべての合意が必要となります。
その上で、EUのトゥクス大統領は
「われわれは決して『合意なき離脱』という
決断を下さないだろう」
と語っています。
イギリスのEU離脱には、
まだまだまだまだ時間がかかりそうです。。。
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